- 2019-07-29 (月) 10:51
- お役立ち情報
不用品回収をしてもらいたい場合、その依頼先としては「役所」と「不用品回収業者」が挙げられますが、どちらを選ぶべきなのでしょうか。
ここでは、役所と不用品回収業者、それぞれのメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。
ぜひ、ここでご紹介する情報を生かして「自分たちが望む不用品の回収はどちらに依頼するほうが適しているのか」を知るための参考にしてください。
役所に不用品回収を依頼することのメリットとデメリット
役所に不用品回収を依頼することのメリットとデメリットとして、以下のようなものが挙げられます。
メリット
役所だからこそ信頼感は絶大
回収費用が安い
デメリット
回収できないものも多い
回収してもらいたい不用品はすべて事前に申告する必要がある
回収日時の指定は不可
事前に回収券(粗大ごみ処理券)の購入と貼り付けが必要
回収日時に合わせて指定の場所に不用品を出しておかなければいけない
役所による不用品回収は安くて信頼感があるが制約が多い
役所による不用品回収のメリットとデメリットを見てみると、役所が処理してくれる信頼感と、不用品1点あたり1,000円以内でOKなケースが多いという回収費用の安さは大きなメリットとなりますが、回収券の購入などの手間がかかる上に数々の制約があるという点が大きなデメリットです。
特に、仕事をしている人にとっては「不用品回収の日時指定ができず、しかも役所側から指定された日時に合わせて指定場所に不用品を出しておかなければいけない」というのは、かなりのデメリットとなるでしょう。
また、回収券を貼り忘れていたり、うっかり申告していたものとは違う不用品を出してしまっていたりすると回収してもらえず、役所から特に連絡もなく不用品はそのままその場に放置されてしまいます。
役所の不用品回収に関する制約といえば、家電リサイクル法に定められているエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの回収はしてもらえませんし、パソコン本体やディスプレイなどの回収も取り扱っていない、という点もマイナスポイントです
1つ1つの不用品を事前に申告する必要があり、なおかつ回収してもらえないものも多いという役所の不用品回収は「あれもこれもまとめて不用品回収をしたい」というニーズには非常に不向きです。
業者に不用品回収を依頼することのメリットとデメリット
業者に不用品回収を依頼することのメリットとデメリットとして、以下のようなものが挙げられます。
メリット
ほとんどの不用品を回収してもらえる
回収品を1つ1つ詳しく申告しなくても、まとめて回収してもらう方法もある
即日対応や回収日時を指定できるケースもある
不用品を家の中まで入って引き取ってくれる
買取が可能なものは買取してくれるので場合によっては不用品回収で収入を得られることもある
デメリット
回収費用の単価は役所よりも高くつく場合がある
業者による不用品回収は利便性が非常に高い
役所による不用品回収のメリットとデメリットを見てみると、デメリットとしては役所の不用品回収と比べて割高になりやすいというのが挙げられます。
しかし、不用品回収の利便性に関しては、業者の不用品回収は回収してもらうための手間が少なく、さらに「家の中まで回収に来てもらえる」「即日回収や回収日時の希望などにも対応してもらえる可能性がある」など、数々のメリットがあります。
また、不用品の中で買取できるものがあれば買い取ってくれることもあるので「不用品回収依頼が思わぬ収入を生み出す可能性もある」というのも、役所による不用品回収では得ることのできないメリットです。
【まとめ】
不用品の数が少なく回収の手間がかかってもいいなら役所、そうでない場合は業者がおすすめ
不用品回収を役所に依頼するか業者に依頼するか、その判断基準としては「不用品の数が少なく、なおかつ回収に少々手間がかかってもかまわない」と思えるかどうか、というのが挙げられます。
1点2点程度の数少ない不用品を、多少手間をかけてでも安価に回収してもらいたいというなら役所に依頼するのが適していますが、不用品の数が多い、回収の手間をなるべく省きたい、日時などもできるだけ融通をきかせてほしい、などといった要望がある場合は業者に依頼するのがおすすめです。
また、不用品の中に「買取してくれる可能性があるものも含まれている」という場合も、迷わず業者に依頼することをおすすめします。