- 2019-10-17 (木) 9:42
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テレビの時代劇などでも江戸時代の長屋とか、
武士の家とかの風景を見ることもあると思いますが、
長屋にはほんとうに家財道具が少ないですよね。
武家屋敷にしても、それほど家財道具はありません。
なので、
江戸時代の引越し風景は大八車へ布団や鍋釜を積んで、
その上に幼児がちょこんと乗って、
などという引越し風景が見られました。
昔の引越しに使った大八車というのは、
木で作られた二,三人で引っ張る二輪の車です。
タイヤに当たる車も木で作られていましたから、
さぞ引っ張るのにも力が必要だったことでしょう。
ましてや、今のようなアスファルトではありません。
凸凹道を引くのですからさらに大変です。
ちなみに、江戸の町は、
貧しい人も多くすんでいたにもかかわらず、
世界で最も綺麗な町とされていました。
その理由には日本人の綺麗好きな点も挙げられます。
廊下や柱などをピッカピカに磨き上げて
丁寧に暮らしていたのもありますが、
近隣の農家の人が来て、
便所の便を買っていきました。
畑や田んぼに撒いて作物を育てていたのです。
そんな風習があったので江戸の町は
とても綺麗だったのです。
江戸時代には引っ越し業者がなく、
荷物は少なかったとはいえ大変だったと思います。
現代においては数多くの引っ越し業者が存在し
便利な時代になったと思います。